構造構造

中高層建築物は、支持層に基礎杭を打ち込み、建物を支える必要があります。ただし、支持層に到達するまでの深さは、時には十数メートルに達することもあり、莫大なコストがかかったり、ごく稀に、杭が支持層に到達していないという重大な欠陥が発生するといったリスクもあります。
「ウェルグラン姪浜マリナヒルズ」は非常に強固で分厚い岩盤層のすぐ直上に建築されます。
その頑強な岩盤層を更に掘り下げ、最長約7m超の深礎杭を採用することで、建物をしっかりと支えています。

鉄筋コンクリート

構造の性能において鉄筋の太さ(径)とピッチ(鉄筋と鉄筋の幅)と定着の長さは重要な要素のひとつです。また、かぶり厚(左下図参照)(上図参照)が基準値を下回ると、先々の鉄筋の腐食の原因にもなります。コンクリート打設前には、必ず設計監理者による厳しい配筋検査が行われ、正しい配筋が行われているかをチェックします。

断熱性に優れた二重壁構造図

外気に接するコンクリート壁とクロスの間に、断熱材と空気層を設けた二重構造になっています。
また一部の排水用縦配管スペースや寝室・水まわりの間仕切り壁の内側にはグラスウールが充填されており、高い遮音効果があります。

二重床・二重天井+ボイドスラブ

ボイドスラブ工法により小梁を最小限に抑え、すっきりとした空間を実現。さらに、床のコンクリートスラブの上に防振ゴム付きの支持脚を設けた二重床構造により、下階への生活音をやわらげます。

※フラットフロア仕様のため、水廻りを除きます。耐力的に劣る事はありません。

複層ガラスサッシ

2枚のガラスに挟まれた空気層の断熱効果により結露を軽減し、室内空調の効率を高めます。

※一部のサッシは仕様が異なります。

T-1等級防音サッシ

遮音性能値25dBのサッシ。音が伝播する小さな隙間を少なくすることで、騒音を軽減し静かな室内をつくります。

※一部のサッシは仕様が異なります。

コンクリート材料の重量比

水セメント比とは、コンクリートの配合におけるセメント量に対して加える水の量比。
水分比率が少ない強度の高いコンクリートを使用しています。また、コンクリートは外気温や湿度にもよって性質や存置期間(コンクリート硬化時間)が変化するため、コンクリート打設ごとに、強度試験を実施、厳格なJIS規格に合格したコンクリートだけを使用します。

※コンクリート強度試験の様子

スランプ試験で生コンの軟度を計測した後、流動化の試験を行い空気量や単位水量をチェック、その後空気量・単位水量・温度・塩分濃度を計測します。更に約4週間後には、試験時に採取した共試体のテストを行い、基準硬度に達しているかチェックします。

ウェルグラン姪浜マリナヒルズウェルグラン姪浜マリナヒルズ

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